それ何語[156]バッサバ
・金太 葉、マカオに着いた。
突然ですが、この日葉はマカオにいました。
香港島から高速フェリーに乗ること約1時間。
独立した国じゃないんですが「中華人民共和国マカオ特別行政区」ってことで新たに入国手続きを済ませてフェリーポートからバスターミナルへ向かう。
とりあえずバスで島の中心にあるセナド広場に向かう。
もともとはポルトガルの植民地(詳しくは下のマカオ覚書にある「世界飛び地領土研究会・マカオ」にて)だったため、パステルカラーの質素な家壁を見ると確かに景色は中国というよりヨーロッパ的…というよりか葉の行ったことがある同じくポルトガル領だったブラジル・バイーア州の町並みにそっくりである。
もちろん一方でホテル・リスボアなどの大きなビルもあったりする。
(ちなみにリスボアとはポルトガルの首都リスボンのこと。ポルトガルのポルトガル語っぽく発音すると「リジュボーア」になるのだが。)
言葉も広東語とポルトガル語が公用語となっている。
セナド広場を中心にあちこち歩いてみることにした。
しかし、ここでいつものアクシデント発生。
葉は地図が読めないためあっさり迷子になった。
まったくもって現在地が手持ちの地図のどこなのかがわからない。
しかし、日記には書いてないがこれまでも香港でガンガン迷子になっているのでちょっとやそっとの迷子じゃびくともしない。
就職活動の時、何度も都内で地下鉄を乗り間違えて涙を呑んだ日々を思い起こし(恥)、「ここ絶対地図に載ってないだろ~」という小道をひた歩く。
そんな裏通りでひとつ発見したことがあった。
フェリーポートや大通りなどではひとつの標示について広東語・英語・ポルトガル語の3ヶ国語で記されているが、一本裏通りに入るとそこから英語が消え、広東語・ポルトガル語の2ヶ国語になるのである。
アルファベットで表記されているのはポルトガル語と広東語ピンインのみ…この2言語の混合文章が見れるのはおそらくマカオだけではないだろうか…。
じゃ地元の人はポルトガル語を話しているのか?というとそんな気配を感じ取ることはできなかった。
聞こえてくるのは広東語(北京語もしゃべってるのかもしれないがその違いはわからない…とにかく中国語。)オンリーである。
出るまで聖アントニオ教会だと思っていた名もなき小さな教会に入るときも、入り口のおばあちゃんに試しにポルトガル語で"Bom dia!"とあいさつしててみたがノーリアクション。
帰るときには「バイバーイ」と言われてしまった。
ポルトガル語については公用語といえども地元の人はほとんど使わず、公文書等で使われているだけなのかな~という感じでした。
・じゃ何を聞いてきたの?
夕方、先にもあげたホテル・リスボアにて。
直径20~30mの円形ホールではたくさんの老若男女がトランプやサイコロゲームに興じている…って書くと地方の町内交流会みたいな感じであるがそんな和気藹々さはかけらもなく、みな真剣である。
お気づきとは思いますがここはマカオ最大のカジノである。
葉は特にギャンブル大好き、ってわけじゃないし、ここでもやるつもりは無い。
じゃあ何をしに来たかって言うと…それ何語[149]ダイスにあるとおり「大小」の読み方を知りたかっただけなんです。
(ってそれがこの旅行の目的じゃないんですけどね)
「大小」、確かにやってました。
行けばなんかわかるかな~と思ってたのですが…甘い!
特に「大小の歴史」とかって掲示があるわけでもなく、耳をそばだててもそれらしい言葉は聞こえず…。
かといって誰かに聞く度胸も無く、結局何も得ることもできずに人々の熱気に追いやられ、ホテル・リスボアを後にしました。(がっくり)
んじゃ日も暮れきたし、香港に帰ろうかな。
その前にお土産でも買っていこ。
普段旅行に行っても自分のお土産ってあまり買わないんだけど、日本にいるときのふとした思い付きでこれを買おうって決めていました。
Starbucks® Collectibles - Starbucks Barista City
その都市のシンボルとロゴが入ったスタバのマグです。
ご当地限定ってのがお土産としてふさわしいかなぁと。
でもマカオと香港のマグってなぜかこのサイトに写真がない。(レア?)
ってことでさっき見てきた聖パウロ天主堂跡(大三巴牌坊)のイラストが入ったマグを買うことに。
値段を見るとHK$88(¥1320)、若干高いがサイズも直径10cm、高さ11cmとデカい。
「バッサバ」おもむろに店員さんが言った。
???良くわからないがHK$100札を払う。
「バッサバ」また店員さんが言った。
…ああわかった!
「八」が「バ」で「十」が「サ」だから、HK$88の「八十八」で「バッサバ」だね。
初めて数字が聞き取れたので少しうれしくなりました。
それ以来買い物をするときに数字だけ聞き取ってやろうと耳を済ませていました。
水を買ったらHK$11で「サッヤ」、とかね。
ポルトガル語の会話も「大小」の読み方も聞けなかったけど、ちょっと数字を聞き取れて喜んでいる葉がそこにいました。
★ひとこと
マカオ覚書
地球の歩き方 マカオ 各国本情報 旅を調べる
世界飛び地領土研究会 マカオ
MACAU YELLOW PAGE
一月ぶりの更新。
敗因は1エントリに書こうとする分量が多すぎ、ってことかな。
分量が多いとちょっと書ける時間があっても先延ばしにしてしまいがち。
でも…あと香港編2日分残ってるなあ(汗
作成開始:12-11-2005 at 10:30 PM
作成終了:12-11-2005 at 11:06 PM



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